台風2号が発生し、その周辺から流れ込んだ暖かく湿った空気の影響で前線の活動が活発となった。そのせいで6月1日から2日にかけ太平洋側を中心に記録的な大雨となった。県内でもJR城端線が2日(金)のお昼前から運休するとの連絡が入った。寮の生徒が金曜日の夕方帰宅できない恐れがあったため、やむなく2日は臨時休校とした。5月8日に続き、ひと月の間に2度の休校を余儀なくされた。

 これまで、本校には生徒寮があるため、雨や雪で公共交通機関が乱れてもめったに休校措置をとることはなかった。しかし、寮生が自宅に戻る金曜の夕方、自宅から登校する月曜の朝に公共交通機関がストップとなると、たちまち休校を検討せざるを得なくなる。近年、大雨による河川の氾濫、土砂災害などが全国各地で発生しており、生徒の安全を考えると休校も致し方ない面がある。

 2日は天気予報通り一日雨が降り続き、生徒のいない学校で先生方は授業の準備や各自の業務を行った(休校は生徒にとっては文字通り「休み」だが、先生方は「勤務」なのです)。夕方、国道156号線が通行止めとなった。幸い304号線は大丈夫ということで、私は城端・砺波経由で何とか富山市婦中町の自宅に帰りつくことができた。

 翌3日(土)は昨日の雨が嘘だったかのように空は晴れ上がり、男子バレー部の県高校総体の応援に出かけた。2回戦の相手は富山高専。ここ数年力をつけ県ベスト4の実力を有するチームだ。結果は0-2でストレート負け。技術はもちろん、体力・気持ちの面でも及ばなかった。ただ、2セット目に粘って相手から19点を奪ったことは今後に繋がる大きな成果だった。雨の日の後には必ず晴レの日がくる。バレー部には秋に向け一層の奮起を促したい。